京都・大谷本廟で土砂崩れ 墓石に被害
台風11号の豪雨により、京都の大谷本廟(びょう)で土砂崩れがあり、墓石が埋まるなどの被害が出た。
京都市東山区にある西本願寺の大谷本廟で土砂崩れがあり、大木が倒れるなどして、墓石106基が土砂に埋まったり、倒壊したりした。西本願寺によると、18日午前2時半頃、近くにある清水寺の関係者から「大きな音がした」と電話があり、被害を確認したという。土砂崩れの原因は、台風11号の豪雨によって、隣接する市道が崩れ落ちたためで、現場は現在、立ち入りが禁止されている。
大谷本廟内の墓地には約1万3000基の墓があるが、復旧工事の予定については今後、市や警察などと協議して検討するという。