東京五輪 追加種目の最終選考始まる
2020年の東京オリンピックに開催都市の提案で追加される種目について、7日から最終選考が始まった。
追加種目の最終選考に残っているのは、「野球・ソフトボール」「空手」「スカッシュ」など8競技。7日は競技団体が組織委員会に対し順番にプレゼンテーションを行った。1番手で終えた「野球・ソフトボール」の王貞治さんは期待感を示した。
王貞治さん「日本で東京で開催されるオリンピックなので、日本の国民も熱望していると思うし、ぜひ施設も整ってるので日本で(野球・ソフトボールを)開催してほしい」
また、空手はプレゼンテーションで型と組手を実演した。
清水希容選手「子供たちの夢や目標が広がると思っています。私自身ももし五輪(種目)になったらしっかり目指してがんばっていきたい」
8競技からのプレゼンを受けた検討会議の御手洗座長は「日本国内でも東京五輪への関心が高まってきたということで、こういった選定のプロセスがあって非常によかった」と述べた。
8日は競技団体から「競技日程や会場計画」などのヒアリングを行う予定で、組織委員会はこれらの結果をもとに、「若者の人気や」「競技の普及度」など様々な点から検討を進める。
追加種目は9月28日の組織委員会の理事会で選ばれ、月末までに国際オリンピック委員会(IOC)に提案される。最終決定は来年8月のIOC総会になる。