桜島 ごく小規模な噴火4回 被害報告なし
鹿児島県の桜島の昭和火口で23日、ごく小規模な噴火が4回観測された。被害の報告は入っていない。
桜島の昭和火口では23日午前3時12分、ごく小規模な噴火が発生した。噴煙は火口から約600メートルまで上昇したが、被害の報告は入っていない。
そのほか、午前6時過ぎなど23日は計4回、ごく小規模な噴火があり、これで気象庁が今月15日に噴火警戒レベルを4に引き上げてから観測された噴火は6回となる。
鹿児島地方気象台によると、この噴火は日常的にみられるもので、地盤の変動を解消するような噴火ではないという。
桜島では22日、3地区に出されていた避難勧告が解除されたが、依然として噴火警戒レベルは避難準備の4が継続され、気象庁では引き続き警戒を呼びかけている。