東急 東横・目黒・多摩川線全線で運転再開
東京都内と神奈川県内を結ぶ東急電鉄で大規模なシステムトラブルが発生し、東横線・目黒線・多摩川線全線が運転を見合わせていたが、4時間近くたった25日午後10時15分ごろまでに3路線とも運転を再開した。
東急電鉄によると、25日午後6時半ごろ、踏切などに信号を送る保安装置のシステムにトラブルが発生した。このトラブルで、東急電鉄の東横線・目黒線・多摩川線全線が4時間近く運転を見合わせていたが、25日午後10時15分ごろまでに東横線・目黒線・多摩川線の全線で運転を再開した。
国土交通省によると、東急電鉄の信号システムを管理する「信号機室」という部屋の電源が落ちていたことが原因とみられているが、東急電鉄で詳しい原因を調べている。帰宅ラッシュの時間帯に長時間運転を見合わせたことで、東急東横線・渋谷駅などでは、運行状況を確認する乗客などで混雑した。