衝突の小型機 今月営業運航始めたばかり
28日朝、沖縄県の粟国島の粟国空港に着陸した小型機が滑走路をそれてフェンスに衝突し、乗っていた6人がケガをした。
県などによると、那覇空港を離陸して粟国空港に午前9時頃に着陸しようとした、第一航空の小型機DHC-6-400型機が滑走路を右側に逸脱し、フェンスに衝突して止まった。小型機は右のタイヤが外れ、燃料の一部が漏れたということだが、火災などはなかった。
乗客・乗員は計14人だったが、このうち6人がむち打ちや擦り傷を負うなどケガをしている。
運輸安全委員会は「重大インシデントに該当する」として、航空事故調査官3人を現地に派遣することを決めた。
第一航空の小型機は那覇空港と粟国空港を1日3往復結んでいて事故のあった機体は今月、営業運航を始めたばかりだった。