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新国立競技場 設計、施工業者の公募を開始

2015年9月1日 19:20
新国立競技場 設計、施工業者の公募を開始

 白紙撤回された、2020年東京オリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設に向け、業者の公募が始まった。

 政府が先月末に決めた新整備計画では総工費の上限は1550億円に設定し、客席は常設で6万8000席、工期は2020年4月末としている。建設の事業主体となるJSC(=日本スポーツ振興センター)は、設計と施工を担う業者の公募を1日から開始し、選定の評価項目などを公開した。特に評価の重点が置かれる項目は、できる限りのコスト削減と工期短縮の2点で、IOC(=国際オリンピック委員会)が求める完成時期の2020年1月への前倒しを踏まえたものになっている。

 今年11月に締め切り、12月末に業者を選定する方針。