拠点“淡路島”「神戸山口組」を立ち上げか
国内最大の指定暴力団「山口組」の分裂問題で、離脱した団体が5日、新たに「神戸山口組」を立ち上げたとみられることが分かった。
捜査関係者によると、5日、兵庫県神戸市の「山健組」事務所で、山口組から離脱した団体の組長らが初めて会合を開き、新組織「神戸山口組」を立ち上げたとみられる。
「神戸山口組」は、山口組から絶縁・破門の処分など受けた13団体と新たに1団体を加えた14団体が参加しているという。トップは山健組の井上邦雄組長で、ナンバー2の副組長には大阪の「宅見組」入江禎組長。若頭には「侠友会」の寺岡修会長が就任し、拠点は侠友会のある淡路島に置くとみられている。