埼京線ホーム移設も 渋谷駅で改良工事始動
東京のJR渋谷駅で7日、埼京線ホームの移設やコンコースを拡充するなどの大がかりな改良工事がスタートした。全体の完成は12年後の予定。
JR渋谷駅では7日、工事が始まることを受けて起工式が開かれ、関係者が工事の安全を祈願した。
改良工事ではまず、他の路線と離れている埼京線のホームを乗り換え時間を短縮するため、2020年春までに山手線のホームの隣に約350メートル移設する。
また、現在は内回りと外回りが別々になっている山手線のホームをひとつにしたり、東京メトロ銀座線への乗り換えをスムーズにするためコンコースの拡充などが行われる。
すべての工事が終わるのは、2027年度の予定。