１０日午前６時３０分、栃木県と茨城県を流れる鬼怒川に河川氾濫発生情報が発表された。
下館河川事務所、宇都宮地方気象台、水戸地方気象台の発表内容は以下のとおり。
「鬼怒川では、越水が発生（レベル５）」

「鬼怒川では、常総市若宮戸地先（左岸）２５．３５ｋ付近より越水しました。（レベル５）」

栃木県と茨城県を流れる鬼怒川の水位は１０日午前６時１０分現在、次のとおり。

佐貫（下）で１．７４ｍ
（水防団待機判断水位超過）

石井（右）で２．７８ｍ
（地元自治体が避難勧告を発表する判断水位超過）

川島で５．２５ｍ
（氾濫の危険がある水位超過）

鬼怒川水海道で５．０８ｍ
（地元自治体が避難勧告を発表する判断水位超過）

栃木県と茨城県を流れる鬼怒川の水位は１０日午前９時０分頃には次のとおりと見込まれる。

佐貫（下）で１．０９ｍ
（水防団待機判断水位未満）

石井（右）で２．１１ｍ
（地元自治体が避難準備情報を発表する判断水位超過）

川島で５．６１ｍ
（氾濫の危険がある水位超過）

鬼怒川水海道で６．１０ｍ
（氾濫の危険がある水位超過）

１０日午前６時１０分から１０日午前９時１０分までの栃木県と茨城県を流れる鬼怒川流域の流域平均雨量は２０ミリの見込み。

＊＊（参考：水位（流量）レベルの説明）＊＊

■レベル５　氾濫が発生
■レベル４　氾濫の危険がある水位（流量）超過
■レベル３　地元自治体が避難勧告を発表する判断水位（流量）超過
■レベル２　地元自治体が避難準備情報を発表する判断水位（流用）超過
■レベル１　水防団待機判断水位（流量）超過
■レベル０　水防団待機判断水位（流量）未満