佳子さまが鳥取県ご訪問 慰霊碑に花束
秋篠宮家の佳子さまが鳥取県を訪問し、公務として初めて戦争関連の慰霊碑に花を供えられた。
佳子さまは「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に出席するため、21日午後、お一人で鳥取県入りされた。そして、境港市へ向かい、太平洋戦争末期に起きた戦時徴用船「玉栄丸」爆発事故の慰霊碑を訪問された。
旧日本陸軍に徴用された貨物船「玉栄丸」は、1945年4月23日境港で爆薬荷揚げ中に爆発して周辺の家屋を吹き飛ばし、死者115人、重軽傷者309人という山陰地方最大の戦災となった。
佳子さまは、慰霊碑に花束を供え、深く頭を下げられた。公務で戦争関連の慰霊碑に供花されるのは初めてのことで、その後、真剣な表情でうなずきながら説明を聞かれていた。
22日は「手話パフォーマンス甲子園」に出席される予定。