「日本三大いもたきサミット」と銘打つイベントが、元祖いもたきの地・愛媛県大洲市で開かれた。

　大洲市の肱川緑地公園で開かれた「日本三大いもたきサミット」は、「日本三大芋煮」と呼ばれる、サトイモを使った鍋料理が一堂に集うイベント。「日本三大芋煮」は、タラの干物「棒だら」を使った山形県中山町の芋煮、タイの骨でとったダシに大きなサトイモが入った島根県津和野町の芋煮、そして、鶏肉や油揚げなどの具がふんだんに入った大洲市の「いもたき」で、どれも秋の風物詩として親しまれている郷土料理。会場では、この日本三大芋煮のセット１５００人分が無料で振る舞われた。

　訪れた人たちは、それぞれの地方の味をおいしそうに食べ比べていた。