震災津波で漂流の鳥居 米国から“帰国”
東日本大震災の津波で流されアメリカに漂着した青森県の神社の鳥居が、日本に帰ってきた。
鳥居は2011年の東日本大震災の津波で流され、2013年、その一部がアメリカ・オレゴン州に漂着した。その後、この鳥居が青森県八戸市の厳島神社のものと確認されたため、日本に返還されることが決まり、先月、横浜港に到着した。
1日に行われた到着セレモニーには、アメリカのケネディ駐日大使も参加し、震災復興の願いもこめて神事が執り行われた。
鳥居は今月中には八戸市に戻り、修理が施された上で、来年4月には神社に返還される予定。