不審者が…「子ども110番の家」訓練
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今月11日から秋の全国地域安全運動が始まるのを前に、警視庁は8日、小学生の子どもたちに、不審者に声をかけられたとき、身を守るための訓練を行った。
警視庁福生署が行った訓練は、東京・あきる野市の屋城小学校の子どもたち約30人が参加し、公園で遊んでいると不審な男に声をかけられ、つきまとわれるという想定で行われた。子どもたちは、「子ども110番の家」というシールが貼られた住宅を見つけて駆け込み、助けを求める。そして、住人に不審者の特徴を伝えると110番通報され、公園にいた男の身柄を警察官が確保した。
警視庁は今後も、地域住民との連携を深めて、子どもたちが安心安全に暮らせる街づくりを進めたいとしている。