技術向上へ…警視庁、通信指令競う大会開催
警視庁は3日、110番通報を受けた通信指令官が、いかに現場の警察官に的確な指示を出し、犯人検挙につなげるかを競う大会を開いた。
大会では、警視庁管内の各地域から予選を勝ち抜いた10の警察署の通信指令官が技術を競った。民家に強盗が押し入ったという想定で、通信指令の担当者が現場の警察官に的確な指示を出して、いかに迅速に犯人を検挙できるかを競った。
警視庁は、今回の大会を含め成績優秀な代表4人を選抜し、来月行われる全国大会に出場させるという。警視庁は、こうした大会を通じ通信指令の技術を高めることで、治安の向上と重大犯罪の抑止につなげていきたいとしている。