都知事、ロンドン市長を茶の湯でおもてなし
オリンピック・パラリンピックとラグビー・ワールドカップ。2つの大会の開催都市という共通点をもつ東京都とイギリスのロンドン市が14日、友好都市関係を結んだ。
今回の友好都市関係で、東京都とロンドン市は、都市づくりや環境、スポーツイベントなど幅広い分野で協力していくことになる。都庁を訪れたロンドン市のボリス・ジョンソン市長は、イギリスで開催中のラグビー・ワールドカップを引き合いに出して東京の発展を応援した。
ジョンソン市長「次回ラグビーW杯主催都市の東京に、象徴としてボールをパスします。ぜひ、東京にも大きなトライとスコアをあげていただきたい」
その後の共同会見の場でラグビーボールを手渡された舛添知事は、「ロンドンの経験を学ぶことで2020年東京大会の成功、世界一の都市を目指す政策を実現していきたい」と笑顔で応じた。
昼からは、そろって明治神宮を参拝した後、舛添知事がジョンソン市長を裏千家の「茶の湯」で“おもてなし”した。