火山活動続く 西之島の最新映像公開
火山活動が続く小笠原諸島・西之島の最新映像が公開された。
13日、海上保安庁の航空機から撮影された西之島の映像では、爆発を伴う灰色の噴煙が火口から数分おきに勢いよく吹き出しているのが確認できる。噴火が確認できたのは約2か月ぶり。
活発な火山活動により、噴石などが積もった火砕丘の標高が高くなっていて、現在は150メートル以上になっているという。
また、先月の調査では、火山ガスに含まれる硫黄の影響で火口の周りの広い範囲が黄色くなっていたが、火山活動が再開したため、今回は降り積もった噴石などで一帯は黒く覆われている。
島の面積については、上空に雲があったためデータは取得できなかったという。