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五輪競技会場 国産木材活用へ初会合

2015年10月20日 18:31

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場に、国産の木材を活用していく方法を検討する会議の初会合が20日、行われた。

 この会議は、2020年東京大会の競技会場などに国産の木材を活用することで大会の効果を地方に広め、衰退している林業地域の活性化を図り、木材建築を取り入れた空間で日本らしいおもてなしをする狙いで開かれた。

 会議には、新国立競技場を整備する政府の関係省庁のほか、競技会場などを整備する東京都や組織委員会も参加している。

 20日の会議では、どのように木材を活用していくのか、それぞれの組織での検討状況が報告された。遠藤大臣は、「国全体で大会を盛り上げる機運の醸成につながるし、森林の活用によって地方創生の一翼を担えると思っている」と述べ、木材を最大限利用する方法で進めていく意向を示した。