新国立競技場 新整備計画の策定が大詰め
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の新しい整備計画の策定が大詰めを迎えている。
新国立競技場の新しい整備計画を技術的に検討・審査する委員会の村上委員長が26日、遠藤オリンピック・パラリンピック担当相と面会し、「現在検討されている競技場の機能や建設コストは技術的に実現可能で妥当なものだ」と報告した。完成時期について遠藤担当相は、公募条件は2020年4月完成とするものの、IOC(=国際オリンピック委員会)の要請を踏まえ、できれば2020年1月の完成を目指してほしいと述べた。
委員会の報告を受け、遠藤担当相は26日中に有村行政改革担当相や下村文部科学相などと会談し、計画の詰めの作業を行う。新しい整備計画は今月中に策定され、来月初旬から業者の公募が始まる予定。