野球賭博 スマホデータ解析で関与明らかに
プロ野球の野球賭博問題で、調査を進めているNPB(日本野球機構)は21日、新たに巨人の2人の選手が関与していたと発表した。
日本野球機構は会見で、すでに明らかになっている巨人の福田聡志投手(32)のほか、新たに笠原将生投手(24)、松本竜也投手(22)の2人も賭博行為に関与していたと発表した。
笠原投手は野球賭博常習者と交際し、去年4月頃からプロ野球や高校野球などを対象にした賭博行為に関与。当初、球団のヒアリングでは関与を否定していたが、調査委員会がスマートフォンに残ったデータの解析などを進めた結果、関与が明らかになった。
また、松本竜也投手も去年、笠原投手を介してプロ野球十数試合を対象に賭博行為をしていたことがわかった。
日本野球機構は、1か月以内には、処分案を付けた最終報告を出したいとしている。