プロ野球・巨人の福田聡志投手の野球賭博問題で調査を進めているＮＰＢ（＝日本野球機構）が、新たに巨人の２選手が関与していたと発表した。

　この問題では、福田投手が今年に入って夏の甲子園大会やプロ野球などを対象に賭けを行っていたことが判明、ＮＰＢの調査委員会が調べを進めていた。

　今回の中間報告で調査委員会は、新たに笠原将生投手（２４）も野球賭博常習者と交際し、去年４月頃からプロ野球や高校野球などに金銭を賭けた賭博行為に関与、また、松本竜也投手（２２）も去年、プロ野球十数試合を対象に賭博行為していたことなどを明らかにした。

　一方、巨人の久保球団社長は「野球賭博をしていた選手が３名に上り、痛恨の極みです。プロ野球ファンの皆様、関係者の皆様に深くおわびします。コミッショナーが下す処分が決まった時点で、球団としても厳しい処分を行います」とのコメントを発表した。