札幌と稚内で初雪 東京は木枯らし1号吹く
発達中の低気圧の影響で北海道は雪や雨が降る荒れた天気となり、札幌などで初雪を観測した。
オホーツク海にある発達中の低気圧に向かって大陸から12月上旬並みの強い寒気が流れ込み、北日本を中心に冬型の気圧配置が強まっている。
北海道内では25日、札幌と稚内で初雪を観測した。札幌は平年より3日早く、稚内は平年より3日遅い。26日にかけては平地でも雪が積もる見込みで、積雪や路面の凍結に注意が必要。
また、北海道と東北では26日にかけて風の強い状態が続く。予想最大瞬間風速は北海道で35メートル、東北で30メートルとなっていて、暴風や高波に警戒が必要。
一方、全国でも北よりの風が強まり、気象庁は東京で24日夜に、近畿地方で25日朝に木枯らし1号が吹いたと発表した。東京は去年より3日早く、近畿は去年より2日早い観測で、25日は風の冷たい一日となりそうだ。