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巻き込まれ事故の現場に歩車分離式の信号機

2015年10月25日 13:13
巻き込まれ事故の現場に歩車分離式の信号機

 東京・多摩市で今年3月に起きた、小学生がトラックに巻き込まれて死亡した事故を受け、事故現場に25日、歩行者用と車用で青信号のタイミングを分ける「歩車分離式」の信号機が新たに導入された。

 この交差点では今年3月、青信号の横断歩道を渡っていた小学2年生の女児が、青信号を左折してきた大型トラックに巻き込まれて死亡した。

 今回、現場に設置された歩車分離式の信号機は、歩行者の信号が青になる際は、同方向の車の信号は右左折させないよう赤になるため、双方が交通ルールを守っていれば歩行者が車に巻き込まれることはなくなる。

 警視庁は、事故が多い通学路などでは歩車分離式の信号機を積極的に導入する方針。