箱根ロープウェイ あす一部区間で運転再開
箱根山の火山活動の活発化に伴い、全線で運休している神奈川県の「箱根ロープウェイ」は、30日から一部の区間で運転を再開することになった。
30日から運転が再開されるのは、立ち入り禁止区域の外側にある桃源台駅と姥子駅の間の約1.2キロで、29日、報道陣に公開された。
箱根ロープウェイは、今年5月、箱根山に火口周辺警報が出されて以降、全線で運休して、代行バスによる運行が続いていた。しかし、先月、噴火警戒レベルが3から2に引き下げられて、安全が確保されたことなどから運転の再開が決まった。
箱根ロープウェイの従業員は「営業運転再開となりまして、一歩前進という気持ちです」と話している。
姥子駅と早雲山駅まではこれまでどおり代行バスを運行するという。