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異例の一か月遅れ 広島カキの水揚げ始まる

2015年11月2日 20:00
異例の一か月遅れ 広島カキの水揚げ始まる

 生産量日本一を誇る広島の養殖ガキの水揚げが2日から始まった。今年は猛暑などによる種不足が原因で、異例の一か月遅れとなった。

 午前6時半、日の出とともに作業が始まった。呉市音戸町の沖合で養殖を営む水産会社では、筏(いかだ)につるされた3年物のカキを次々と引き上げていった。

 この日を待ちわびた養殖業者からは喜びの声。

 音戸海産・栗原富士雄社長は、「絶対量が足りないので、ゆっくりじっくり待って打つと。広島のブランド化を図る最中なのでタイミング的にはいい」と話していた。

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