皇居・乾通り一般公開 毎年春と秋に実施へ
去年初めて行われた春と秋の皇居・乾通りの一般公開が、この秋から毎年2回行われることになった。
皇居・乾通りの一般公開は、去年、天皇陛下の傘寿(80歳)を記念して春の桜の時期と秋の紅葉の時期に初めて、5日ずつ行われ、それぞれ約38万人と35万人が散策を楽しんだ。
宮内庁はこの乾通りの一般公開を今後、毎年春と秋に行うことを決め、今年の秋の部は来月5日から9日までの5日間実施すると発表した。コースは去年と同じ坂下門から乾門への一方通行となる750メートルほどで東御苑に抜けることもできる。入門時間は午前10時から午後2時半までで、事前申し込みは不要。
天皇皇后両陛下は去年、大勢が楽しんだことを喜び、毎年の公開についても認められたという。
なお、来年秋と2017年春は、老木の大規模植え替え工事が予定されているため実施されない。