JR東京駅に救急隊常駐 全国初の取り組み
JR東京駅で急病人が出た際に救急隊が到着するまでの時間を短縮するため、東京消防庁は駅の中に救急隊を常駐させる全国初の取り組みを始めた。
これは119番通報の件数の増加などで、救急隊が現場に到着する時間が遅れている問題を解消するため始めたもので、消防署などの施設以外では全国で初めて、JR東京駅の構内に救急隊が常駐する。
JR東京駅は年始年末、帰省客が増え、特に通報が多くなるが、駅構内に救急隊を待機させることで約8分かかっていた到着時間を、2分程度まで早くできるという。
東京消防庁はこうした取り組みを広げ、迅速な救急活動を行いたいとしている。