クジラ無事海へ…のはずが 今度はロープへ
徳島県阿南市の中林海岸で20日、クジラが動けなくなっているのが見つかり、地元の人が救助した。しかし、沖合に帰ったはずのこのクジラの姿が21日も漁港で確認され、再び救助が行われた。
確認されたのは、体長約10メートルのマッコウクジラ。漁港に設置されたワカメの養殖棚のロープに絡まり、再び動けなくなってしまったという。
クジラを救出するため、漁師たちが絡まっていたロープを切断。クジラの体にロープを巻きつけ、漁船がゆっくりと引っ張り出し、無事救出することができた。
阿南市では、クジラが再び海岸などに迷い込まないよう見守っていきたいとしている。