沖縄の“USJ”白紙撤回も視野に再検討
去年11月に新しいCEOが就任したユニバーサル・スタジオ・ジャパンの運営会社が、沖縄に新たなテーマパークを作る計画について、白紙撤回も視野に再検討していることがわかった。
1日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営するUSJは、去年11月に新たにCEOに就任したジャン・ルイ・ボニエ氏の就任会見を開いた。会見でボニエ氏は、これまでUSJが掲げていた沖縄に新しいテーマパークを作る構想について、「今は分析をしている段階」とし、これまでの計画を白紙撤回する可能性も含め、再検討していることがわかった。
USJはボニエ氏の就任前、沖縄の美ら海水族館のある海洋博公園での建設を軸に2020年度中の開業を目指す方針を示していたが、計画が一歩後退した形。
一方で、若者に人気のアニメやゲームをアトラクションに導入するなどの独自路線については、「うまく機能している」と評価。今後も継続する方針を示している。