釧路・金沢・長崎を“観光モデル都市”に
日本を訪れる外国人を地方にも呼び込もうと、観光庁は全国で3つのモデル都市を選び、多言語での案内の充実や海外への情報発信などを集中的に支援する。
モデル都市に選ばれたのは、北海道釧路市、石川県金沢市、そして長崎県長崎市。観光庁は、大都市に集中しがちな訪日外国人旅行者を地方へ呼び込むモデルケースをつくるため、この3都市に対して、複数の言語で観光案内するためのインフラ整備や、海外への情報発信などを集中的に支援する。
長崎市・田上富久市長「病気になった時にどうするのか、交通渋滞にならないようにどうするのか、Wi-Fiをどうするかなど、具体的なおもてなしの部分の向上につなげていきたい」
観光庁は、モデル都市での成功例を他の地方でも取り入れてもらうことで、日本全体で外国人旅行者の受け入れ体制を強化したいとしている。