油井さん帰還 “宇宙レタス”の味語る
国際宇宙ステーション(=ISS)に約5か月滞在した宇宙飛行士の油井亀美也さんが帰国して初めての記者会見を開き、「地球に抱きとめられている感じがする」と帰還の実感を述べた。
油井亀美也宇宙飛行士「重力の安心感というんですかね。ふわふわしていないというのは、実は脳に植えつけられた安心感みたいな。地球に抱きとめられているような感じがしたので」
油井さんは会見で、帰還の実感を述べた上で、地球で感じた重力について「体が3倍くらい重く感じた」と述べた。
また油井さんは、ミッションの様子をVTRで紹介した。この中で、国際宇宙ステーションでレタスを人工栽培して食べたミッションについても触れ、「あの時はおいしく感じたが、後で考えたらあまりおいしくなかった」と、レタス農家出身の油井さんならではの発言で、会場の笑いを誘っていた。