国際宇宙ステーション想定の実験施設公開
JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は13日、国際宇宙ステーション(=ISS)をイメージした実験施設を報道陣に公開した。
広さ約50平方メートルのこの実験施設は、宇宙飛行士が国際宇宙ステーションの閉鎖された空間で、長期間生活することを想定して作られている。
この施設では、実際に、油井宇宙飛行士がJAXAの選抜試験の際、1週間滞在していて、来月からは公募で選ばれた男性8人が2週間、実験で共同生活をする予定。
実験は、宇宙飛行士が感じるストレスの検査方法を開発するのが目的で、選ばれた男性8人は滞在中、外部との接触を断ち、血液などの医学データを提供することになっている。
この実験への参加者の公募は12日に締め切られ、JAXAによると、約4400人の応募があったという。