JR東 富士山噴火に備え、除灰装置を開発
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富士山の噴火に備え、JR東日本は線路のレールの上に積もった火山灰を取り除く装置を開発した。来月中に22台が配備される予定。
富士山の噴火に備えて開発された、レールの上に積もった灰を取り除く装置。富士山が噴火した場合、関東でも降灰が予想されているが、JR東日本は、レール上に灰が積もると列車が検知できず、運行停止になる恐れがあるとしている。
25日は、桜島から取り寄せた火山灰を使ってデモンストレーションが行われ、装置の先端のブラシが回転することで灰を落としていく。ガソリンで動くカートに連結しているため、非常時でも電気は不要だという。
JR東日本は、富士山が噴火した場合でも首都圏の鉄道機能を維持しようとしており、この装置を来月中に22台配備する予定。