日比谷線脱線衝突事故から16年…慰霊式典
乗客5人が死亡、64人が負傷した東京の地下鉄日比谷線脱線事故から16年を迎えた8日、東京メトロの奥義光社長らが、犠牲者を追悼し、安全を誓った。
事故現場近くには東京メトロの社長らが訪れ、事故が起きた午前9時1分、慰霊碑に向かい黙とうをささげた。
この事故は16年前の8日、当時の営団地下鉄日比谷線の中目黒駅近くで、列車が脱線して、対向車両に衝突、乗客5人が死亡し、64人が負傷したもの。
奥社長「重大な事故を起こしましたことを今も誠に申し訳なく、改めて深くおわびいたしました。安全の確保に最大限の努力をしてまいります」
東京メトロでは、事故後に入社した社員が5割を超えており、来月、安全への教育や訓練を行うための新しい研修センターを開設するという。