タクシー初乗り460円 都内で実証実験へ
タクシーを気軽に利用できるようにしようと、国土交通省はタクシーの初乗り運賃を460円に引き下げる実証実験を行うと発表した。
タクシー初乗り値下げの実証実験は、今年7月から2か月間、東京23区と武蔵野市、三鷹市の一部エリアで行われる。現在、東京では初乗りが2キロ=730円で設定されているが、今回の実験では1.16キロ=460円とし、その後、280メートルごとに90円刻みで加算されるようにする。
初乗り運賃を現在の4割近く安くすることで、短距離での利用が増えるかどうかを検証する。乗り場は、駅前や繁華街のほかスーパーマーケットなどが想定されていて、国交省は、今年6月ごろ参加する事業者を募った上で、実施する具体的なエリアを決める予定。