バス事故で国交省 事業者に対し緊急講習会
長野県軽井沢町で41人が死傷したスキーバスの事故を受けて国土交通省は25日、バス事業者に対する緊急の講習会を行った。
今回の講習会は、事故後のバス事業者への特別監査で多数の法令違反が見つかったことを受けて開催されたもの。講習会ではバス事業者に対し、行程などを記載する「運行指示書」の作成を徹底することや、経験の少ない運転手には実技訓練を適切に行うことなどが指導された。
参加したバス事業者「乗務員もかなりの人数いますので個々に1人1人(指導や訓練を)本当に時間をかけてってなると、なかなか難しい部分もある」「点呼について乗務員の健康管理等も含めてしっかり管理していかなくてはいけない」
国土交通省は、同様の講習会を3月末頃までに全国23か所で行う予定。