バスの緊急監査 半数近くが“法令違反”
15人が死亡した軽井沢スキーバス事故を受け、国土交通省が街頭で緊急に行った監査で、対象となったバスの半数近くで、何らかの法令違反があったことがわかった。
この事故は今月15日、長野県軽井沢町で、スキー客を乗せたバスが転落し、乗客・乗員計15人が死亡したもの。この事故を受け、国土交通省が今月21日から街頭で緊急に監査を行ったところ、88台のうち半数近い42台で何らかの法令違反があったことがわかった。
軽井沢で事故を起こしたバスと同様に運行経路が詳しく記入されていなかったり、運転手の名前が車内に表示されていないケースもあったという。国土交通省は全国の貸し切りバス事業者に対し、こうした監査を続ける方針。