山口組 対立抗争認定後の事件 全国で8件
今月7日に警察庁が指定暴力団「六代目山口組」と「神戸山口組」が対立抗争の状態にあると認定してから、16日までの間に対立抗争に関わる事件が全国で8件起きていることが警察庁のまとめでわかった。
警察庁によると、「対立抗争に関わる事件」は、今月9日から10日にかけて、三重県津市の山口組傘下の暴力団組事務所で何者かが窓ガラスを割り侵入したのをはじめ、16日、大阪府内の両組織の傘下の組事務所にそれぞれトラックが突っ込むなど、6つの府県で計8件起きている。
両団体をめぐるトラブルは、分裂以降、対立抗争状態と認定される以前にも全国で少なくとも49件発生しているが、警察はこれらについても引き続き、対立抗争との関連を含め捜査をしており、関連が確認されれば対立抗争に関わる事件として認定していく方針。