「カシオペア」不審物はボイスレコーダー
19日、寝台特急「カシオペア」の最後の下り列車の車内で「不審物がある」と情報が寄せられたが、不審物はボイスレコーダーとわかった。この影響で一時2時間の遅れが出た。
上野と札幌を結ぶ寝台特急「カシオペア」は、北海道新幹線の開業に伴い定期運行を終えることになり、19日、下りの最終列車が出発した。JRなどによると、発車後、車内に不審物があるとの情報が寄せられたという。このため列車を停車させるなどして、安全確認をしたところ不審物はボイスレコーダーとわかった。列車の音を録音するために乗客が置いたとみられるという。
この影響で「カシオペア」は一時約2時間の遅れが出たが、途中駅の停車時間を調整するなどして、約10分遅れで20日午前、札幌駅に到着した。