「カシオペア」最終列車、上野駅に到着
北海道新幹線の開業に伴い、定期運行を終えることになった寝台特急「カシオペア」。20日に札幌駅を出発した最後の列車が21日朝、上野駅に到着し、2200人のファンが別れを惜しんだ。
1999年にデビューした「カシオペア」は上野と札幌の間を週3回程度、往復してきた。
20日夕方、札幌駅を出発した最終列車は約17時間をかけ、21日午前9時半ごろ、上野駅に到着、集まった2200人のファンが別れを惜しんだ。
19日に出発した下りの最終列車では、乗客が車内に置いたボイスレコーダーが不審物として扱われ列車が一時遅れたが、上りではトラブルもなく定刻通り運行されたという。
「カシオペア」は定期運行を終えるが、JR東日本は今後、ツアー用の団体列車として活用するという。