×

全日空、搭乗記録管理のサーバーに不具合か

2016年3月23日 2:19

 全日空の予約や搭乗手続きを行うシステムに障害が発生した問題で、全日空は、搭乗記録などを管理するサーバーに、不具合が生じた可能性があることを明らかにした。

 22日午前8時20分頃、全日空の国内線の予約や販売、搭乗手続きを行うシステムに障害が発生した。全日空によると、搭乗手続きができないことなどで、537便に欠航や遅れが生じ、約7万2000人に影響が出たという。

 原因について全日空は、搭乗記録などの情報を管理する4台のサーバーの間で、情報を同期させるソフトウエアなどに不具合が生じた可能性があるとしている。

 全日空は23日の朝までにシステムを復旧させる見込みだが、23日は、「広島発-羽田行き」と「松山発-中部国際空港行き」の2便が、機体の手配ができないため欠航と決まったという。