全日空 システム復旧も2便が欠航
22日、全日空の予約や搭乗手続きを行うシステムに障害が発生した問題で、全日空は、搭乗記録などを管理するサーバーに不具合が生じた可能性があることを明らかにした。
22日午前8時20分頃、全日空の国内線の予約や販売、搭乗手続きを行うシステムに障害が発生した。全日空によると、搭乗手続きができないことなどで537便に欠航や遅れが生じ、約7万2000人に影響が出たという。原因について全日空は、搭乗記録などの情報を管理する4台のサーバーの間で情報を同期させるソフトウエアなどに不具合が生じた可能性があるとしている。
全日空によると、23日午前4時半頃、システムは復旧したということだが、23日朝の広島発・羽田行きと松山発・中部国際空港行きの2便は、機体の手配ができないため、欠航を決めている。