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熊本地震 国内の震度7は東日本大震災以来

2016年4月14日 23:56
熊本地震 国内の震度7は東日本大震災以来

 14日午後9時26分頃、熊本県で震度7の激しい揺れを観測する地震があった。この地震による津波の心配はない。

 気象庁によると、午後9時26分頃の地震で震度7の揺れを観測したのは、熊本県益城町。震度6弱を観測したのは、熊本東区、熊本西区、熊本南区、玉名市、宇城市、西原村。震度5強を観測したのは、熊本中央区、熊本北区、菊池市、宇土市、合志市、熊本美里町、大津町、菊陽町、御船町、山都町、氷川町。震度5弱を観測したのは、八代市、上天草市、阿蘇市、天草市、長洲町、和水町、熊本高森町、南阿蘇村、甲佐町、椎葉村となっている。

 この地震による津波の心配はない。地震の震源は熊本県熊本地方で、震源の深さは11キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.5と推定されている。

 気象庁は会見で、今回の地震のメカニズムについて横ずれ断層型の地震とみられると発表した。

 午後11時10分までに震度3以上の地震が14回起きるなど余震とみられる揺れが続いていて、気象庁は警戒を呼びかけている。今後も、1週間程度は震度6弱の余震が発生する可能性があるとして注意を呼びかけている。

 国内で震度7の激しい揺れを観測したのは2011年3月に起きた東日本大震災以来のこと。