震度6強と6弱を観測 「本震」の可能性も
16日午前1時25分ごろから熊本県で大きな地震が相次ぎ震度6強と震度6弱を観測した。
午前1時25分ごろの地震で震度6強を観測したのは、熊本中央区、熊本東区、熊本西区、菊池市、宇土市、宇城市、合志市、大津町、南阿蘇村、嘉島町。
震度6弱を観測したのは、熊本南区、熊本北区、八代市、玉名市、上天草市、阿蘇市、天草市、熊本美里町、和水町、菊陽町、御船町、山都町、氷川町、別府市、由布市。
午前1時25分ごろの地震では有明・八代海に津波注意報が発令されたが、午前2時14分津波注意報はすべて解除された。
また午前1時46分ごろには再び大きな地震が発生し、熊本東区、合志市、菊陽町で震度6弱を観測した。
気象庁は、今回の地震が14日夜から熊本地方で起きている一連の地震の「本震」の可能性があり、今後さらに余震活動が活発化する可能性があるとして、厳重な注意を呼びかけている。