国産初のステルス機「X-2」が初飛行
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レーダーに探知されにくい国産初のステルス機「X-2」が愛知県の県営名古屋空港から22日朝、初飛行した。
ステルス実証機「X-2」は22日午前、県営名古屋空港から航空自衛隊岐阜基地まで約25分の初飛行を行い、上昇や下降、旋回など機体の基本性能を確認した。
「X-2」は、約400億円かけて防衛省や三菱重工業などが開発し、機体の形状を工夫して、電波の反射を抑えることで、レーダーに探知されにくい性能を備えている。
今後、防衛装備庁に引き渡され、実験で得られたデータは次世代戦闘機の開発に生かされるという。