熊本地震の影響で運転を見合わせていた九州新幹線の熊本－博多間が２３日、９日ぶりに運転を再開した。

　九州新幹線の熊本－博多間は、地震で列車が脱線するなどした影響で運転を見合わせていた。ＪＲ九州は２３日朝、試験走行を実施し問題がないことを確認、運転再開が決まった。熊本駅からは午前１１時５３分、博多駅からは午前１１時５１分に出発し運転を再開したが、速度を落とし本数を減らしての運転となる。

　これで九州新幹線の不通区間は熊本－新水俣間となる。新幹線の再開で、被災地の支援に弾みがつくことが期待されている。