２９日から最大で１０連休となるゴールデンウイーク。休みを各地で過ごす人たちで交通機関の混雑が始まっている。

　成田空港の出国のピークは２９日で、朝から旅行客で混雑している。日並びの良さから、出国する人は去年に比べ１割ほど多いということで、行き先は、台湾、香港、ハワイなどが人気だという。

　一方、鉄道もふるさとや行楽地に向かう人で混雑している。ＪＲ各社によると、新幹線は２９日が下りのピークで、指定席は終日ほぼ満席で、東海道新幹線では午前６時・東京発博多行き『のぞみ』の自由席が乗車率２００％となった。

　高速道路も、朝から首都圏を中心に混雑している。午前８時半に東名高速で３３キロ、関越道でも２６キロの渋滞が発生したが、午前１０時現在は少し緩和されている。３０日朝も中央道下りでは最大３５キロの渋滞が予想されている。