女性注目の“コスプレ発祥の地”
ギョーザの名店が多い街として知られる東京・蒲田。実はギョーザ以外にも“コスプレ”を目当てに女性が集まる街なんです。クールジャパンとして海外でも知られる“コスプレ”の発祥は蒲田という説も…。そんな蒲田の街を宮本真智ちゃんがリサーチしました!
■女性客が多い蒲田
東京・大田区の蒲田は、路地裏に昭和の風情漂う小さな飲食店がたち並ぶ街。そんな蒲田に2015年にオープンし、注目なのが本格的なギリシャ料理の専門店。ギリシャのソウルフードなどが楽しめます。
どんな人が食べに来るのか店長に聞いてみると、「特に女性が多いんですけど」とのこと。こちらのお店は、六本木で女性に人気の店でしたが、営業していたビルの老朽化で、あえて蒲田を新天地に選んだそう。
■きっかけは“コスプレ”
なぜ蒲田に女性客が多いのか?そのきっかけとなったのは、なんと“コスプレ”。その発祥は1978年、蒲田で行われた同人誌の即売会と言われています。今でもコスプレのイベントは多く開かれ、蒲田の名物になっているそうです。
さらに、手芸用品などを扱う“ユザワヤ”の本店が蒲田にあるんです。透け感のある生地からツイードの生地までと豊富な品ぞろえで、30年以上前からコスチュームを自作する人にとっては聖地のようなお店です。
もともと蒲田には洋裁学校やアニメの学校があり、こうした専門店は、衣装を作る学生の需要が高かったそうです。そして、コスプレ好きに広まり、今やファッション文化として多くの女性が来るようになったとか。
■“女子ウケ”はコスプレの他にも
女性好みの新たなお店が、続々出店している蒲田。元々蒲田に住んでいたという女性は「10年前に住んでいた時と比べると、こじゃれたお店とかが蒲田にあるんだと思ってびっくりしましたね」と話します。そこで自身も2015年に蒲田にカフェをオープンしました。コスプレ好きでもそうでなくても、今、女子ウケしそうなお店が蒲田にあります!