基地のない沖縄へ…「平和行進」始まる
沖縄が日本に復帰して44年となる15日を前に、基地のない沖縄をめざす「平和行進」が始まった。
今年で39回目となる平和行進は13日午前、アメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古の海兵隊キャンプ・シュワブのゲート前など、沖縄本島内の3か所からスタートした。参加者らは歩きながら、国と沖縄県の裁判での和解をうけて、現在、工事が中断している辺野古への基地移設断念などを求めて声をあげた。
行進は15日までの3日間で、沖縄県内外の労組などからのべ5000人あまりが参加して、基地のない沖縄の実現を訴え、最終日には那覇市で集会も開く予定。