西洋美術館、文化遺産に登録へ 喜び広がる
上野の「国立西洋美術館」が世界文化遺産に登録へ。喜びの声が広がっている。
美術館に来た人「まーっ!と思って、うれしく思います。どちらかというと(国立西洋美術館を)みんな素通りしがちで、今度注目されるかなと思って、うれしく思います」
ユネスコの諮問機関・イコモスは、フランスの建築家ル・コルビュジエが設計した世界7か国・17の建築作品が、「世界文化遺産への登録がふさわしい」と勧告した。
日本唯一のコルビュジエ作品「国立西洋美術館」には、朝から大勢の人が訪れ、地元・台東区の区長も喜びの声を上げた。
台東区・服部征夫区長「国際観光都市の台東区の魅力を世界に発信できるいいチャンスだと思う」
世界文化遺産への登録は、今年7月にトルコで開かれる世界遺産委員会で正式に決定される見通し。