タカタ製エアバッグ リコール対象車を追加
自動車部品メーカー『タカタ』が製造したエアバッグが異常破裂した問題で、新たに700万台がリコールの対象となった。
異常破裂したタカタ製エアバッグについては、これまでの調査で、エアバッグの中の硝酸アンモニウムが、湿気のある状態で放置されると劣化し、爆発力が高まる恐れがあることが分かっている。
各自動車メーカーは、タカタ製エアバッグに劣化を防ぐ乾燥剤が入っていない車種すべてをリコールすることにしていて、国土交通省によると、新たなリコール対象となる国内の車の数は、約700万台にのぼるという。
タカタ製エアバッグを搭載した国内のリコール対象車は、今回の追加分を加えると約2000万台にのぼることになる。